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  • 2008.01.23 Wednesday
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第35回東海社会文化賞 伝統守り奉仕に励む1個人1団体

こんな情熱をもって、着物づくりに取り組んでいる方がいらっしゃると思うと、うれしいですね。喝采!!

(東海新報より引用)

福祉、文化、産業などの各分野で地道な活動を続けている個人、団体を顕彰する第三十五回東海社会文化賞(東海社会文化事業基金主催)の受賞者が決まった。そのうちのひとりは、和裁指導を通じて日本文化の伝統を守っている大船渡市大船渡町字砂子前の佐藤幸子さん(70)

佐藤幸子さん(大船渡市大船渡町)
和裁指導30有余年
 「女は家庭に入るのだから」との母の意見に従い、自分の意に反して仙台市の短大に進学。家庭科全般を二年間学び、教員資格を取得。県北の中学校への採用も決まったが、「電気もないところにはやれない」という父の反対で、断念した。
 三陸町綾里の実家に戻っていた昭和三十三年五月、大船渡市の明和服装学院の金野カヨ院長(当時)に請われて和裁指導の道へ。三十五年四月の結婚を機に退職したが、誘いを受けて六月から同市の文化服装学院(富沢ケイ院長=当時)の和裁講師に復帰。四十四年、子育てに専念すべく家庭へ戻った。
 五十二年に転機が訪れる。市内の誘致企業が倒産。県や職業安定所などが企画した離職女性の再就職訓練の講師として白羽の矢が立ち、市中央公民館を会場に指導に当たった。
 その縁で同公民館から依頼があり、五十四年から市の「くらしの講座」の和裁講師に。講座は二年で終了したが、受講者が「もっと習いたい」と自主サークル『和裁クラブ』を結成。現在は会員十一人(五十〜七十代)に市働く婦人の家で毎週火曜日、和裁の指導を行っている。
 「反物を見ながら、着た時に柄がどこに来るのか柄合わせするのも楽しみ」と和裁の魅力を語る佐藤さん。
 会員には自分が縫いたいものを縫ってもらっている。初心者もいれば、振り袖訪問着などを仕立てる人もいる。「気負わず、人と比べず、自分流、自分のペースで」と助言しながら、培った和裁の知識・技術を伝授している。
 「日本人だから和服をもっと着てほしい」と願うが、縫える人は少なくなるばかり。それだけに、「自分で和裁を習得し、縫ってほしい」と力を込める。
 「今後はリフォームにも力を入れたい。着物は三代着ると言われるくらい仕立て直しができます。捨てるのはもったいない」。
 佐藤さんの呼びかけで、自分の着物を孫の着物や洋服に仕立て直す人も増えている。
 クラブ発足以来、一度も休まず指導してきた。「今も楽しく和裁ができるのは母のおかげ。健康な体を授けてくれたことも親に感謝しています。会員の皆さんとの出会いは宝です」と笑顔を見せる。
 「地域のためになるなら、自分が習得したことを役立てたい」
 その思いは三十年前も、今も変わらない。一言一言から伝統技術伝承への熱い思いが伝わってくる。
 

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